11)ミス・トーン@: 2009年7月アーカイブ

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 昨日、某オーケストラの練習後飲み会があり、深夜に代行さんで帰りがてら、カーオーディオのFMをかけたらなんとクラリネットのソロが聞こえてきました。

 
 特徴のある「ちりめん・ビブラート」の音を聞いて、すぐに演奏者がわかりました。フランスが生んだ名クラリネット奏者 Jacques Lancelot です。ジャック・ランスロと読みます。

 NHK交響楽団の主席奏者横川氏を始め、この人に学んだ日本のクラリネット奏者はたくさんいます。残念ながら彼は今年(2009年)2月に89歳で亡くなりました。

 私の高校時代、すでにこの人は世界的な奏者だったのですが、私にとってはまだ名前だけの人でした。大学時代に私の住む某地方都市で彼のクリニックがありました。

 その様子を見学に行ったのがこの人との唯一の接点です。その際、生演奏も聴けましたし、彼のレコードを記念に購入し、サインももらいました。写真はこの頃のものだと思います。

 実はFMで流れていたのは、このレコードの演奏だったのです。クラリネットの初歩学習者向けの簡単でメロディーのきれいな小曲を集めたレコード。タイトルは、「La Clarient Classic」。

 コンチェルトやソナタなどの名人は多いですが、このレコードに納められた簡単な曲を魅力的に演奏できる人はあまりいないのでは?と思います。

 そういう意味でジャック・ランスロは、私の理想とするクラリネット奏者の一人です。

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