12)クラリネット: 2009年10月アーカイブ
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定期演奏会でのマウスピース関連セッティングは今まで同様、結構苦労しました。
リードはヴァンドレンRue Lepic56の固さ3、マウスピースはB40プロファイルと紐リガチャーで最初は吹いていました。そのあと、リガチャーを替えたり、マウスピースを去年使ったクリスタルに替えたりと迷っていました。
最終セッティングは、マウスピースは標準のB40、リードは固さ3の柔らかめリードを選択。そして、リガチャーは写真に写っているヴァンドレンのオプティマムです。
ただし、オプティマムの取り付け方向が通常と違い、反対向きに取り付けてます。いわゆる逆ねじタイプの使い方です。オプティマムは、ねじが自分に見えるように取り付けるのが本来の使い方です。
このセッティングのおかげで、ヨーゼフをうまくコントロールできるようになりました。通常向きだと音が拡散しすぎる感じですが、この向きだと割とフォーカスされて絞られるような感じ。
残念ながらこの使い方は、私のオリジナルではありません。演奏会の2週間ほど前に、フランスの名人ポール・メイエのリサイタルをテレビで見ていたら、リガチャーががオプティマムに似ているのに気づきました。しかし、どうも向きが??と思ってよく見たら、このセッティングだったのです。
おっ、これは!!と思って、すぐに楽器を取り出して試したら、Very good!! しばらくこのセッティングでいけそうです。
今回はメイエ様に感謝しないといけません。ただこの向きだとねじが左手方向にあるので、調節しにくいです。このねじは外れないので、自分で向きを変えることはできません。メイエのは、ねじがちゃんと右手方向にありましたので、特注したのか、あるいはねじを外す裏技があるのか・・。
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私の所属するオーケストラの定期演奏会が先日終了。2年ぶりにメインの1番クラリネットを吹きました。
写真はヨーゼフB♭管とA管です。今回の演奏会ではB♭管のみ使用しました。3年ほど使ったクランポンのエリートとは逆に、ジョイント部分は金属部分が多いです。また、試奏時の象牙リング?付きベルとは違うものになりました。
キーはシルバーも選べますが、ゴールド系が好きなので、パール・ゴールド?を選択しました。ちょっとピンクっぽい感じです。
この楽器は、クランポンなど一般的クラリネットとはかなり作りが違います。
(1)管の内径、(2)左手人差し指で操作するスロートのソ♯、ラの音孔が縦並び、(3)左手薬指の下に別の音孔がある、(4)バレル(たる)の脹らみ、(5)ベルの口周りの出っ張り、でしょうか。
また、バレル下部に金属の内管のようなものがあり、バレルを抜いても音色の差が出ないよう工夫しているそうです。
ヨーゼフでは、その後もプロ奏者のアドバイスを元に改良を重ねており、昨日、最新バージョンを工房で吹かせてもらいました。楽器の「抵抗感」がかなり少なくなり、音色も少し明るめになっていました。いわゆる「吹きやすい」方向へ調整がなされているようです。
左手薬指の通常音孔の位置は写真ではインライン配置で上の音孔と縦並びですが、通常は少しずらすのが普通と言うことで、改良版もずらしているようです。また、気になっていたファ・ドの左手小指替え指キーの長さも変更され、一連の改良で左手の動きがかなり改善されました。
また、私の使っている楽器ではスロート音域の音色が「引っ込む」ので、スケールなどで音色のムラが割とあるのですが、改良型はかなり上下の音色とつながるようになりました。この方向で年末あたりに本格発売のようです。
すでにクラリネットの雑誌「ザ・クラリネット」や、「パイパーズ」の最新号には記事が掲載されています。パイパーズでは何と表紙写真に採用されています。
新バージョンが完成したら、楽器を交換してくれるとのことなので感謝です。今回の私の購入は(有料の)モニターという感じになりましたが、段々と楽器が変わっていく様子を見るのは楽しいですし、大変貴重な経験です(^_^)
いずれにしても、ドイツ管風の音色や音の響きが特色なので、オーケストラやソロで吹くのには最適な楽器だと思います。この楽器でドイツ音楽やロシア音楽あたりのソロを練習すると、なかなかそれらしい雰囲気で演奏できます。
